サービス内容

目次

e-kakashiでできること

圃場の環境をセンサーで24時間見える化し、クラウド上で解析・共有することで、勘と経験に頼らない栽培判断をサポートします。

Service 01

環境センサーで24時間モニタリング

計測
土壌・気象センサーで圃場の「いま」を自動計測します。
  • 土壌水分・EC・地温
  • 気温・湿度・気圧
  • CO₂濃度・日射量 など
Service 02

無線ネットワークでデータ収集

通信
LPWA(920MHz帯)などの無線通信で、圃場からゲートウェイへデータを送信。
  • 配線不要で設置が容易
  • 広い圃場でもカバー
  • 24時間自動送信
Service 03

クラウドで見える化・解析(navi)

可視化
ブラウザから「e-kakashi navi」にログインするだけで、圃場の状態を確認できます。
  • 時系列グラフ・比較ビュー
  • 積算気温・飽差・VPDの自動計算
  • PC・タブレット・スマホ対応
Service 04

栽培ナビゲーション・アラート

判断支援
作物別の目標生育ラインと比較し、「ずれ」を知らせて栽培判断をサポートします。
  • 水やり・換気タイミングの目安
  • 生育ステージの把握
  • 異常値のアラート通知(プランにより)
Service 05

レポート・複数圃場の一括管理

マネジメント
生産法人・農協など複数圃場をまとめて管理できます。
  • 圃場別・センサー別の比較
  • 月次レポート出力
  • 担当者・組織内での共有
Service 06

導入支援・運用サポート

サポート
設置から日々の運用、データの読み方までサポートします。
  • 現地設置・初期設定支援
  • データ解釈のフォロー
  • トラブル発生時のサポート

e-kakashi Navi のサービス内容

圃場に設置した各種センサーのデータをクラウドで一元管理し、栽培状況の可視化・判断支援・記録管理を行う農業支援サービスです。

環境データの自動収集・可視化

気温・湿度・土壌水分・日射量・CO₂などを常時計測し、数値やグラフで確認できます。

異常検知・アラート通知

設定した閾値を超えた場合や通信断などをアラートで把握できます。

栽培記録・作業管理

施肥・防除・潅水などの作業を記録し、センサーデータと紐づけて管理できます。

栽培判断の支援

過去データと現在の環境を比較し、経験に依存しがちな判断をデータで支えます。

複数圃場・複数人管理

複数圃場をまとめて管理し、指導員・生産者間で情報共有できます。

技術継承・指導効率の改善

見える化と記録により、ベテランの暗黙知を共有しやすくします。

導入で狙えること

  • 勘や経験の属人化を減らす
  • 栽培状況の見える化で判断精度を上げる
  • 作業の記録・共有で運用を標準化する

e-kakashi Note のサービス内容

圃場・栽培の状況や作業内容を「記録」して蓄積し、チームで共有しながら、後から振り返って改善に繋げるための栽培記録(ノート)サービスです。

栽培・作業の記録

施肥・防除・潅水・摘果など、日々の作業を簡単に記録して残せます。

写真・メモで状況を可視化

写真やコメントを添えて、現場の状態をテキストだけより正確に共有できます。

圃場・作物単位で整理

圃場や作物、区画ごとに記録を整理し、必要な履歴をすぐ探せます。

チーム共有・引き継ぎ

担当者間で記録を共有し、引き継ぎや指導の効率を上げられます。

振り返り・改善に使える

「いつ何をしたか」を残すことで、結果との因果を後から検証しやすくします。

センサーデータとの併用(任意)

必要に応じて e-kakashi の環境データと合わせて見て、判断材料を増やせます。

導入で狙えること

  • 作業の属人化を減らし、運用を標準化する
  • 引き継ぎ・指導の手戻りを減らす
  • 記録を資産化して、翌年以降の改善に繋げる

e-kakashi RecipeStudio のサービス内容

栽培の「やり方(レシピ)」を手順・条件・判断基準として整理し、誰でも同じ品質で運用できるように標準化・共有するための“栽培レシピ設計”サービスです。 現場の暗黙知を、再現可能な運用ルールに落とし込みます。

栽培レシピ(標準手順)の作成

作業手順・タイミング・注意点を「誰が見ても同じ解釈」になる形で整備します。

判断基準の明文化

「どの状態なら潅水する/換気する」など、判断のトリガーを言語化・ルール化します。

条件分岐・例外対応の整理

天候・生育ステージ・圃場差などによる分岐を整理し、例外時の対応も残せます。

チーム共有・引き継ぎ前提の設計

担当者が変わっても崩れないよう、運用の共通言語(手順書)として共有できます。

改善前提の運用(更新できるレシピ)

結果を踏まえてレシピを更新し、年次で精度を上げる“改善サイクル”に乗せます。

データ活用との接続(任意)

必要に応じてセンサー値や記録と紐づけ、レシピの妥当性検証や見直しに活用できます。

導入で狙えること

  • ベテランの暗黙知を「再現可能な手順」に変える
  • 新人・非熟練でも品質をブレにくくする(標準化)
  • 引き継ぎ・指導のコストと手戻りを減らす
  • 現場の改善を“レシピ更新”として積み上げる

e-kakashi Analytics のサービス内容

センサーや記録で蓄積した栽培データを集計・比較・分析し、圃場差や栽培条件の違いが結果にどう影響したかを見える化する分析サービスです。 「なんとなく」の振り返りを、再現性のある改善に変えます。

データの集計・可視化

環境データや作業記録をまとめて、推移・傾向をグラフや数値で確認できます。

圃場・区画・期間の比較

複数圃場や区画、年度・期間で比較し、差が出た要因のあたりを付けられます。

条件と結果の関係の整理

温湿度・日射・土壌水分などの条件と、品質・生育・作業結果の関係を見やすくします。

課題の特定と改善仮説づくり

異常値・ブレ・ロスの兆候を捉え、次に試す改善案(仮説)を作りやすくします。

レポート化・共有

振り返り結果を共有しやすい形にまとめ、チームの意思決定を揃えます。

標準化(レシピ化)への接続

分析結果を元に「良かった条件・手順」を整理し、RecipeStudio等の標準化に繋げられます。

導入で狙えること

  • 圃場差・担当者差の「原因」に当たりを付ける
  • 改善の優先順位をデータで決める
  • 振り返りを資産化して翌年に効かせる
  • 指導・会議の意思決定を速くする

e-kakashi Analytics+ のサービス内容

Analytics の分析結果を「読む」だけで終わらせず、改善設計・打ち手整理・標準化まで踏み込む、 コンサルティング寄りの高度分析・活用支援サービスです。

深掘り分析・要因分解

圃場差・年次差・担当者差を分解し、結果に効いた要因の優先度を整理します。

改善シナリオの設計

分析結果を元に、「何を変えるか・何を維持するか」を具体的な打ち手として整理します。

レシピ・運用ルールへの落とし込み

良かった条件や手順を RecipeStudio 等と連携し、再現可能な運用ルールに変換します。

会議・指導向けアウトプット整理

指導会・検討会で使える形に資料化し、合意形成や意思決定を支えます。

改善サイクルの伴走支援

一度きりの分析で終わらせず、実行→検証→修正のサイクルを継続支援します。

組織全体での活用設計

個人利用に留めず、部会・法人全体で使える分析・運用の型を設計します。

導入で狙えること

  • 「データはあるが活かせない」状態から脱却する
  • 改善の再現性を高め、成果のブレを減らす
  • 指導・経営判断を感覚から構造へ移す
  • データ活用を組織の仕組みにする