1) Terms 規約(サービス利用/機器購入の基本ルール) 契約の成立規約への同意+申込み+提供者の承諾で契約が成立。 利用範囲(使用許諾)提供される利用権は、原則として非独占・譲渡不可。目的外利用は不可。 禁止事項不正利用、改変、リバースエンジニアリング、権利侵害等。 サービス停止・解除規約違反や支払い遅延などの場合、停止や解除の対象になり得る。 免責・責任の限定完全性・安全性・正確性・データ保全などの保証は限定され、損害賠償責任も一定範囲に限定され得る。 個人情報の取扱いプライバシーポリシー等に基づき取り扱われる。 ※ここは「何ができて、何ができないか」「どこまで保証されるか」を決める土台。社内ページでは、導入説明・請求・運用フローと並べて置くと誤解が減る。 参照:e-kakashi 規約ページ
2) Warranty 保証期間・条件の重要事項(機器) 保証期間の考え方 機器の保証は、検査完了(受領後の確認)を起点に一定期間(例:12ヶ月など)で区切られている形が一般的。 「いつから数えるか(起算日)」が重要(納入日ではなく検査完了日扱い等)。 初期不良判定・連絡期限が別で定められている場合がある。 保証の対象(何が無償になるか) 対象は、原則として提供者側の責に帰すべき瑕疵(欠陥・不具合)に限られる。 対応は「修補(修理)」または「代替品提供」など、規約で定めた範囲に限定される。 交換・修理以外(逸失利益や二次損害の補償等)は対象外になりやすい。 保証の対象外(ここで揉めやすい) 次は保証外になりやすい(規約優先): 利用者の取り扱い不備、落下・水没、改造、設置環境起因(落雷・塩害など) 消耗品・付属品・オプション類 通信環境・外部サービス要因による不具合、データ欠損 実務で一番大事:①起算日(検査完了日など) ②保証期間 ③保証対象/対象外 ④対応の上限(修理/代替まで) を、見積・契約時に同じ言葉で揃えること。 参照:e-kakashi 規約ページ